あなたのお望み叶えます。
「望みが叶うのか〜・・・もし望みが叶うなら、あたしは何を望むかな?」
「自分の望みもわからねえのかよ?」
あたしの横で寝転がっている神田は、無表情であたしを見て、低い声で言った。
「う〜ん・・・だって、あたしは別に望みなんかないしさ〜・・・神田は何かあるの??」
「・・・別に・・・」
「なーんだ、神田もあたしと同じじゃん」
あたしは、クスっと笑ったら、何故か神田は、少し頬を赤く染めた。
「ん?どうしたの?神田?」
「いや・・・1つだけ俺は望みが見つかった」
「え?何??」
あたしは、首をかしげると、神田は起き上がって、あたしの顔をジっと見た。
端正な顔立ちの神田の顔はとてもキレイで、ずっと見ていたら、顔が赤くなっちゃう。
「・・・」
「何?」
「おまえ、俺の望みを叶えてくれよ」
「えぇ!?あたしが!?でも、あたし・・・お金くれ〜〜っとかは無理だよ!」
「そんなんじゃねえよ・・・俺の望みはもっと、簡単なやつだ」
「え?じゃあ、あたしが叶えてあげるよ」
あたしは、にっこりと笑って、言うと・・・神田はニヤリと笑って
そっと、あたしの耳元でささやいた。
「!?・・・神田/////」
「まあ、そういうことだ。・・・」
神田はフンっと鼻を鳴らして笑った。
あたしは、耳まで赤くなった。
「望みは叶える」っと言ってしまったんだ。だから、この神田の望みを叶えないと・・・。
『おまえのそばにいさせろ』
それが、あなたの望みだった。
むしろ、あたしにはうれしいお願いで・・・あたしは、喜んであなたの望みを叶えます。
END
Dグレの企画サイトさま『ガラスの靴』さんに提出しました。
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