最後のSmile 地球軍がジェネシスの攻撃を受けてほとんどが 壊滅状態だった。 ドミニオンは月基地で補給を受けていた。 そのドミニオンの格倉庫では、負傷した地球軍の兵士を医務室に 運んだり、MSの整備をしたり、死体を運んだりと大変だった。 その様子をのんびりと笑いながら オルガとシャニは見ていた。 クロトは複雑な思いでゲームをしている。 「・・・いっぱい人が傷ついたり、死んだりしてるねー」 「そうだな。あいつらは"弱い"からかんたんに死ぬんだよ。」 「そうだね。」 そんな話しを聞いてクロトは疑問に思う。 (なんでオルガとシャニはそんな残酷な事を言うんだろう・・・) そして3人は待機室に行った。 「ねえ・・・オルガ・・・シャニ・・・」 「あ?」 「・・・・何??」 「・・・なんで、さっきあんな残酷なこと言ったの?」 「何がだよ?」 「さっき。オルガとシャニ傷ついた地球軍の兵士とかにあいつら "弱い"から死ぬって・・・あの人達も僕達と同じ人間なんだよ!?」 いきなりクロトが怒鳴りだし、オルガとシャニは驚く。 「確かに、僕達は薬物で強化されて、普通の人たちよりも 強いいかもしれない・・・けど、あの人たちだって 同じ人間なんだよ!!」 「クロト・・・」 3人は沈黙してしまった。 が、その沈黙をシャニがやぶった。 「そうだね・・・オレ達と一緒の人間だもんね」 シャニはそっと口を開く。 「忘れてた・・・そんなこと。いつも他人からはモルモット扱いされてさ 他のヤツラなんかクズだって思ってた。 けど、クロトのその言葉でさ、なんか皆同じだってことを思い出せた。 ありがとう・・・クロト」 「シャニ・・・」 「俺も、そのことを忘れてた・・・思い出させてくれてありがとな、クロト・・・」 「オルガ・・・どういたしまして!」 クロトはニっと笑ってそれにつられてオルガもシャニも笑った。 そして、これが3人の最後の笑顔になった。 END |