影おくり 「影おくりか・・・。」 クロトは一人ぼーっと自室で本を読んでいた。 それは、戦争の話だが、「ちぃちゃんの影おくり」という 第二次世界大戦の時の日本のお話だった。 「・・・・影おくり・・・よし!やってみっか!」 クロトは、部屋を出て行き、艦のデッキへと行った。 「お〜きれーな青空やねー。」 おひょーっと背伸びして、青空を見上げた。 「これなら、できそうだね〜★」 クロトはさっきの本を床に置いた。 「えっと自分の影を10秒間じーっと見るんだよね・・・ いーち、にーい、さーん・・・・・じゅう!!」 クロトは、バっと空を見上げた・・・ すると、そこにはクロトの影がくっきりと、青い空に浮かび上がっていた・・・ 「おひょ〜〜!すっげ〜★本当に映ってる!?」 けれど、その影も数十秒後には消えた・・・ 「あ〜・・・消えちゃった・・・よし!いろんなポーズで映らせよ!」 そして、何回も違うポーズをして空を見た。 「あーすっげーたのし〜。」 「クロトー・・・・」 「シャニにオルガ!」 「おまえ、こんなところで何やってんだよ?」 「影おくりー♪」 「「影おくり?」」 二人は同時に声を合わせて言った。 さすが、恋人同士・・・息もぴったり・・・ 「そう、この本見てよ!」 「ん・・・?ちいちゃんの影おくり・・・?これって、戦争の本だよな?」 「そう。ここに載ってた、影おくりをやってたんだー^^」 「おもしろそー・・・俺、やりたい・・・」 「そう!?じゃぁ、オルガもシャニも影おくりしよ!」 クロトはシャニの手とオルガの手をとった。 「え!?」 「おい!?」 「ニヒヒー・・・さぁ、今から自分の影を10秒間見て・・・そんで、10数えたらすぐに 空を見てね!いくよー!いーち、にーい、さーん・・・・・10!」 ばっと3人は空を見上げた。 「うわ!?まじかよ・・・自分の影が・・・本当に空に映ってやがる・・・」 「うわー・・・すごーい・・・」 「にひひ!そうでしょ!もっとしよ〜♪」 それから、クロト、シャニ、オルガは日が沈むまで影おくりをした。 「あーつかれたー。」 「でも楽しかったでしょ?」 「ああ・・・そうだなー」 3人はデッキに寝転んだ。 「暇つぶしにはなったな・・・」 「・・・楽しかった・・・またやりたい・・・」 「じゃぁ、また今度しますか?」 「クス、そうだな・・・またやろうな!」 「・・・・やろー・・・」 きれいな夕日の下で3人の無邪気な少年達の笑い声がいつまでも聞こえたとさ★ END ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー たまには、明るいドミニオンズでどうよ!ってことで この話しができた〜★ 実際にこの、『ちいちゃんの影おくり』は小学校の時に 授業でやったもんで、友達とよく昔これで遊びました。 そして、つい最近、友達とそれをやったら はまってしまって・・・でも、かなりこの遊びは楽しいですよー。 |