どうせ、死ぬなら、あなたと二人で死にたいな・・・ あなたと二人で・・・1 薬の副作用よって体がしびれている。 寒気がすると思ったら今度はとても暑くなって、本当に神経が麻痺してるんだと思う。 多分、僕たちはもうだめだ・・・ 体が持たない・・・ 多分、廃棄されるんだろうな・・・と内心思うよ。 オルガもシャニも、苦しそうにしていて、壁や床を叩いたりしている。 ああ・・・・もうだめだ・・・そう思った。 「ガンマグリフェプタンを十単位追加しといた。これで2時間は持つだろう。 苦しい思いをしたくなかったら、今度はがんばるんだな・・・」 研究員が何の感情もなく言って、僕たちにアンプルを渡した。 僕は震える手でそれを飲み干した。 ゴク・・・ゴク・・・・・・ 「はぁ・・・はぁ・・・っ・・・・痛い・・・」 薬を飲み干しても体がとっても痛む。 「クロト?どうした?」 オルガは僕の顔をのぞきこんで言った。 「オルガ・・・僕・・・体がとっても痛いの・・・どうしよう・・・」 「おまえ・・・・」 オルガは大きく目を見開いていた。 なんで?どうしたの?なんでそんな顔をするの?? そして、僕から視線を外し、僕をぎゅっと抱きしめてくれた。 「オル・・・ガ??」 「・・・別に大丈夫だ・・・ただおまえにはまだ副作用が残ってるだけで・・・っ・・・・」 声が震えていた。 僕を抱きしめる力が強まった・・・ オルガ・・・・泣いてるの? 声を押し殺して、出来るだけ安心させるように、言ってくれた。 ねえ・・・オルガ・・・僕死ぬの? 痛む体を引きづって、オルガは僕を自室まで送ってくれた。 オルガは僕の唇にちゅっとして、そのまま自室へ戻った。 僕は、少しの間、オルガの背中を見ていた。
プチ連載小説です。 オルクロなんですが、この連載小説を書こうと思ったのは ジュディマリのlover soul聞いてて書きたくなったんですよ。 lover soulのサビの『あなたと二人でこのまま消えてしまおう』 ってところがものすっごい切ないので、久々にオルクロ書こう!と思って 始まりました。