ご褒美のキス
「レノー!!!ちょっと、仕事手伝ってよ!!」 「あ〜ん?いやだ、ぞっと!」 新羅にあるタークスのところで、あたしはレノの残業に手伝っていた。 っというか、レノの残業なのに、レノは全然手伝ってくれない!! あたしの残業じゃないのに! 「ちょっと、レノ!何であたしがあんたの残業手伝わなくちゃ、いけないのよ!」 「うっせえな〜、が手伝ってくれるって言ったんだろ?? だから、俺は全部に残業を託したんだよ〜」 「な!?なによ、その言い訳わ!?」 レノは、「あ〜疲れたぞっと」っと言いながら、デスクに足を置いて、ふぁ〜っとあくびをして ズルズルっと、椅子から落ちかけていく。 そんな彼を見て、あたしは深くため息をついて、彼のデスクの横に座って カタカタとパソコンのキーボードを叩いた。 室内には、あたしたち2人しか居ない。 ルードも、イリーナもツォンさんも居ない・・・。 そう、2人だけの密室状態。 広い室内に2人だけなんて、なー・・・なんだか、変な感じ。 電気も、部屋の半分は消されて、ついてるのはあたし達が居るところだけ。 ・・・うわ、なんだか・・・胸がクラクラしてきた! あたしは、だんだんキーボードの叩いていくのが遅くなった。 そして、キーボードを叩くのをやめると、あたしは、横で爪を見ながら、ふぁ〜っとあくびしている レノを見た。 レノは、爪をいじりながら、飽きたら、あくびをして、目を閉じた。 コイツ・・・本当に1回殴りたい。 そう心の中で思いながらも、どことなく猫っぽいレノが可愛く見えている。 そんな彼の姿が可愛くて、ついつい微笑んでしまった。 「さっきから、何ジーっと見てるんだ、と?」 「え?ううん・・・何にも・・・ただ、1回あんたを殴りたいと思っただけ」 「ふ〜ん・・・」 突然、レノは目をつぶったまま、そう言うと、ビックリして、あたしは慌てて レノから視線を外した。 今度は、レノがジーっとあたしを見ているのがわかる。 やばい、なんか恥ずかしくなってきた/// レノは、デスクから、足を下ろして、ちゃんと椅子に座った。 「・・・」 「何?」 レノに名前を呼ばれて振り返った瞬間・・・ ふわり。 やわらかい何かが、あたしの唇に触れた。 それは・・・レノの唇と気づくのに、最低でも10秒はかかったと思う。 「んぅ!!???」 「・・・・・・・・」 そっと、唇を離されて、あたしは目を丸くして、口を魚のようにパクパクした。 「レノあんた・・・・ん!!」 レノに何か言おうとしたときに、またレノに唇を奪われた。 しかも、今度はあたしの顎に手を乗せて・・・。 あたしは、もう恥ずかしくて、ぎゅっと目を閉じた。 何で、こんなことしてるんだろ・・・?? ふわふわのレノの唇・・・だけど、どこか強引で・・・でも・・・嫌いじゃない。 っと思いながら、息ができなくて、窒息寸前のところで、レノの唇が離れた。 「・・・・ちょ!!あんた、何を////!?」 「あ〜ん?何って、キスだぞ、と」 「そんなのわかってる!なんで・・・急に・・・/////」 自分でも何を言っているのかわからなくなって、あたしは顔が真っ赤な自分が嫌になって ふぅっと深呼吸して、キッとレノを睨んだ。 「そんな顔しても可愛いだけだぞ、と」 「うるさい!!・・・も〜〜〜・・・顔が赤いからやだ!!」 「って言いながらも、俺のキスよかったんだろ?」 「っ〜〜〜〜〜〜」 「あはは、図星ついてやんの・・・、残業してくれてありがとうだぞ、と」 「え?」 「これは、俺からのごほうび〜」 そう言って、レノはニコっと笑った。 その笑顔がムカツクほどかっこよくて、あたしはレノから目線を外した。 「こんなご褒美いらない・・・」 「何、照れてるんだぞ、と。可愛いぞ、と」 「うるさい〜〜><」 あたしは、顔を真っ赤にしながら、レノからパソコンの画面に目線を移し レノの残業を再びやり始めた。 レノは、あたしの横でまだ笑ってる。 ムカツク・・・でも、このご褒美嫌じゃない・・・というかむしろ・・・・ うれしい。 未だに、終わらない残業をあたしは一人でやって、レノは横でいつの間にか眠っていた。 本当に・・・猫のように勝手なヤツだ。でも・・・嫌いじゃないけどね。 END ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー きたーーーー!! タークスネタとうとう書いちゃったよ!! 初レノ夢vvレノ書きやすい〜〜ってか、レノ夢好きだ!!! 今回はほのぼの系です^^ これから、ちょこちょこレノ夢増やして行きますvv 2006年9月23日 さおり
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