春のツーリング
「ツーリングに行くぞ」 「・・・はぁ?あんた、何言ってるんだ?」 ここは、バラムガーデン。 季節は春で、ポカポカとした気温で、ついつい眠ってしまいそうだ。 そんな日に突然、サイファーが俺の仕事場である 指揮官室に入ってきて、ドサっとバイクのキーを俺の机の上に置いた。 そして、↑のようなことを言ったんだ。 ちょうど仕事の休憩をしていた俺は、大量的にある書類をペラペラめくり 深いため息をついていたときのことだった。 「だ・か・ら!今からツーリング行くんだろうが!おら!早く立て!スコール!」 「な!ちょ、何するんだ!?」 突然、腕を掴まれて俺は無理矢理立ち上がらされ、サイファーに腕を引かれ 俺は、執務室をあとにした。 まだ仕事は残ってるんだぞ! 「ちょ、サイファー!何考えてるんだ・・・」 「んな、カリカリすんな。ほら行くぞ」 「あ・・・おい!」 ガーデンの駐車場に行くと、サイファーにヘルメットを渡された。 アイツは、バイクに乗るのが趣味らしく、大型バイクに乗った。 「ほら、スコール何ボサっとしてんだ。乗れって」 「いや、でも俺には仕事が・・・」 「仕事は明日にでもすりゃーいいだろ?ほら、早くメットしろって」 「・・・・」 そういわれ、もうこれは何を言っても無駄だろうと思い 俺はとりあえずヘルメットを被り、サイファーの乗るバイクの後ろにまたがった。 「しっかり掴んどけよ」 「うん」 ブルブルと震えるエンジンが出発の合図をし サイファーはバイクで飛ばした。 のどかなバラムガーデンから、海が見渡せる海岸沿いを走った。 暖かな、春の風が俺の髪を撫でた。 キモチイイ風に、ついつい目を細めてしまう。 「きれいだろ?海」 「うん。キラキラしてる」 サイファーが海を眺め、そして後ろを向いて優しく微笑んだ。 その顔が結構カッコイイななんて思ってしまう。 顔が自然と赤くなり、俺はサイファーの肩に顔をうずめた。 「・・・サイファー」 「ん?」 「今日な・・・連れてきてくれてありがとう。なんだかすっきりした」 「そっか?うん。ならよかった。おまえが最近疲れてるの見てたから ちょっと、風にあたらせてやろうと思ってな。」 「・・・アンタ・・・本当に、お節介だな」 「うっせえよ。本当はうれしいくせに」 「ハハ・・・うん。うれしいよ」 いつもより素直な俺に、少しビックリしたサイファー。 たまには俺だって素直になるさ。 そんなことを思いながら、クスっと笑い 春の風を感じながら、俺たちのツーリングはしばらくの間続いた。 END ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 久しぶりのFF8の小説! もう半年ぶりだよな・・・orz 春なので、春らしいものを書きたいと思って 書きました。 でもなんだか、あんまりサイスコの絡みない!! もっとこう・・・絡みを書けばよかった!!
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