そばにいてくれ
「し〜ろちゃん」
「その呼び方はやめろって、言ってんだろ、」
「いいじゃないの♪あたしより、小さいんだし」
「てめえ・・・案外、毒舌だな」
突然、俺の隊の執務室に入って来たのは、六番隊、第4席の だった。
は、俺の幼少期からの付き合いで、死神になって、違う隊の現在でも、俺の執務室にやってくる。
「へ〜。ちゃーんと、書類の整理してるんだね」
「なんだよ、その言い方は。副隊長が居ないから、俺がやってるんだよ」
「そうなんだ〜。乱菊さんなら、さっき恋次と飲みに行くって言って、六番隊の執務室に来たよ」
「アイツ・・・帰ってきたら、まず説教だな」
俺は、ハァっとため息をついて、机の上に山済みになっている、書類の山を見て
頭を抱えた。
なんで、こんなにいっぱい、書類があるんだ・・・。
と、俺が頭を抱えていると、が机の上の書類を手に取った。
「おまえが見てもわからんぞー」
「ん〜。ね、白ちゃん」
「冬獅朗だ。」
「あのさ、あたし書類とか見ても、何にもわかんないけど、何か手伝うことある?」
「・・・・・・いや、別に・・・何にもねえよ。ただ・・・」
「ただ?」
が小首をかしげると、俺は少し顔を赤く染めて言った。
「おまえが、そばに居るだけでいい。それだけで、俺はうれしいから」
と。
すると、は手に持っていた、書類を床に落として、そして、顔を真っ赤にさせて・・・
両手で頬を押さえた。
「・・・嘘。やだ、白ちゃん!!そんなこと、急に言わないでよ////なんか・・・どう反応すればいいの!?」
「おまえ、パニクりすぎだ。別に普通の反応でいいじゃねえかよ!!ったく・・・俺までも恥ずかしく
なってきたじゃねえか////」
言った自分に自己嫌悪。
執務室は、なんだか甘ったるい空気になってきて、居心地が悪い。
「白ちゃん、キザだよ」
「うるせえ////ともかくだ!暇で来たんなら、しばらくの間俺のそばにおれ!」
「わ、わかった!!」
はコクンっとうなずくと、近くにあったパイプイスを持ってきて、俺の隣に椅子を置いて、座った。
「これでいい??」
「・・・いや、隣に来いとは言ってねえけど・・・まあ、いっか」
「うん////」
「/////」
お互い、顔を赤くしながら、この執務室で俺の仕事が終わるまで、は居た。
この日、俺は仕事に集中することができなかった。
|