爪
「の爪ってきれいだよな」
そう言われて、あたしは顔が赤くなった。
グイっと腕を引かれて、あなたのゴツゴツした手があたしの手を握り
ジーっとあたしの爪を見た。
その瞬間、あたしは顔が少し赤くなった。
そして、あなたが言った言葉がうれしくて、あたしは顔を赤くして「ありがとう」と笑った。
そうしたら、今度はあなたが顔を赤くして「・・・おう////」とだけ言った。
「恋次の爪も結構きれいだよ?」
「そうか?男が爪きれいって、なんか変だな・・・」
「そんなことないよ。あたしは、あなたの爪が好き。
きれいな大人の爪・・・あたしのは、まだまだ子供の爪だから、細くてうらやましい」
「・・・」
恋次は、ヘヘっと笑って、あたしの髪をくしゃっと撫でた。
「センキュー。でも、俺もおまえの爪好きだぜ。
きれいだし、可愛い、そんなおまえの爪が俺は好きだ。
あ、まあ爪以外におまえの全部好きだけどな^^」
「ありがとう。あたしも恋次の全部好きだよ^^」
お互いにっこりと笑って、そっと、恋次の手を握った。
恋次は目を細めて、ふわりと微笑んだ。
「じゃあ、今から執務室に戻るか。そろそろ隊長が怒りだすときだしな」
「そうだね」
クスリと笑って、あたしたちはぎゅっと手を握りながら
執務室に向かった。
暖かな、あなたの手・・・ずっと握っていたい。
お互いのきれいな爪が、あたしたちは大好きです。
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