桜の花びら
「あー・・・もう春やな〜」 「何おっさんみたいなこと言ってるんですか?」 「うぉー!かいな〜驚かすなよー」 「そんな驚かなくても・・・」 4月に入り、新学期が始まった。 無事、俺も2年に進級できて今日は、なんかルンルンな気分の平子さん。 そんなルンルン気分の平子さんに、後ろから突然声をかけてきたのは 1年とそして2年も同じクラスのさん。 俺の、彼女さんになりつつある?人・・・嘘嘘、もうバッチリ俺のかーいい彼女です☆ 「あんた本当に浮かれてるわね〜。そんなに新学期が嬉しいの?」 「うーん、まあそれもあるけど、見てみぃ〜あの桜。めっちゃキレイやろー? 俺、春になるとこうなんつーんか、浮かれたくなるねんな〜。もう春VIBA!!!」 「・・・先行こう・・・」 「ちょ!待ちいな、!!」 は、ため息をして俺より先に歩いた。 俺は、後からを追いかけた。 すると、突然は立ち止まりクルリと後ろを向いた。 なんや、突然? 俺は頭に?マークを浮かべていると、は俺に手招きをした。 まるで犬のような扱いだが、俺は言われたとおり のところへ行った。 「なんやねん、俺を犬みたいに手招きしてー」 「そう不貞腐れなさんな、真子ちょっとしゃがんで」 「ん?わかった」 が何をするのかわからないけど、ともかく言われたとおりしゃがんだ。 すると、は俺のさらさらヘアーにちょこっと、桜の花びらを指した。 「桜?」 「うん、さっき家出てからねキレイなこの桜の花が一輪だけ落ちてたから 真子に見せようと思ってさ〜。うん、可愛いじゃない」 「・・・俺は男やで?女ちゃうしな〜・・・可愛いはイヤヤし。 まあ、桜は好きやけどこれはが似会うと思うで」 俺の髪に指された一輪の桜の花を のきれいな黒い髪にさしてやると、やっぱりのほうが似合っていて 可愛かった。 「うんうん、やっぱの方が似合ってるな」 「本当?まあお世辞でも喜んであげるよ」 「なんやねん、その言い方は〜〜」 は、ハハっと笑って俺は少し不貞腐れる。 そんな感じで新学期を迎えましたとさ。 END
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